HONDA XL250Rを買取に出す際に知っておきたいポイント
HONDA XL250Rは1981年にHONDAのオフロードモデルとして販売が開始されました。その後、マイナーチェンジなどを経て、オフロードファンから人気の高いモデルとなりました。年式は古いものの、今でも多くのファンが根付いているHONDA XL250Rです。そこで、本記事ではHONDA XL250Rを買取に出す際に知っておきたいポイントについて紹介していきます。
HONDA XL250Rはどんな車種?
1981年にHONDA XL250Rが発売され、多くのオフロードファンから高い支持を得ています。HONDA XL250Rの前モデルであるXL250Sからはミッションが5速から6速に変更されたり、ホンダが独自開発したプロリンクサスを採用したり、走行性能の高いのが特徴です。さらに、HONDA XL250Rに搭載された空冷4ストロークエンジンは22psという高い出力を実現しており、電装系についても前モデルの6Vから12Vにパワーアップされています。その他、全体的にスリム化が図られ、軽量かつパワフルな運動性能を誇っているのが特徴です。
HONDA XL250Rの買取相場
それでは、次にHONDA XL250Rの買取相場について紹介していきます。2021年9月現在のHONDA XL250Rの中古車相場は8.98万円~53万円となっています。一般的に中古車相場の30%~70%が買取相場と言われています。ただし、車両状態や年式、走行距離や装備などによって大きく異なります。たとえば、1982年式の走行距離が9508kmのHONDA XL250Rの場合、中古車相場が53万円なので、買取相場が16万円~37万円ということになります。さらに、走行距離が19877kmの個体の場合は、中古車相場が約9万円なので、買取相場が2.7万円~6.3万円となります。HONDA XL250Rの場合、年式が古い個体が多く、走行距離が不明な個体も多いです。しかし、HONDA XL250Rを高く買い取ってもらうにはコツがあるのです。
高く買い取ってもらうコツ
それでは、HONDA XL250Rを高く買い取ってもらうコツについて紹介していきます。中古バイクの一般的な査定のポイントは走行距離、年式、フレームそしてサスペンションの状況を見ています。そして、ボディの傷やタイヤなどの消耗品の減り具合なども査定のポイントとなります。たとえば、高年式で走行距離が少ない車体でも、フレームに歪みが生じていたり、傷が多かったりする場合は査定に大きく影響してしまいます。また、ボディや灯火類、マフラーなどをカスタムしている場合は純正パーツを持っているかどうかがポイントとなります。一般的にカスタム車両は査定時にマイナス査定となる傾向にあります。もちろん、業者によってはカスタムパーツを評価してくれる場合もありますが、純正パーツを持っていることでより高い査定結果を期待することができます。そのため、HONDA XL250Rをカスタムしている場合は純正パーツを大切に保管しておくことが大切です。また、ボディについても綺麗な状態を保っておくことが重要です。立ちゴケなどによってできた傷も目立たなければ問題ないこともありますが、やはり傷が無い方が高値を期待できます。また、紫外線によるシートや樹脂部分の劣化についても注意が必要です。屋外で保管している方が多いHONDA XL250Rですが、どうしても紫外線による影響を受けてしまいます。そのため、新車時から紫外線や雨対策を行うことが大切です。たとえば、バイクカバーなどをかけることで、雨風からボディを守ることができます。外装が綺麗な車体は比較的、高値で買い取ってもらえるケースが多いため、バイクカバーなどを使用することをおすすめします。また、買い取り業者の選定にもコツがあります。買取査定をしてもらう際は必ず複数社から見積もりを取ることが大切です。1社だけだと、査定金額が妥当かを判断することができないため、通常よりも安く買い取られてしまう可能性があります。そのため、複数社に査定してもらい、1番高値を付けてくれた業者に買い取ってもらうことがポイントです。もちろん、査定担当者との交渉も可能なので、A社では10万円の値段がついたなど、交渉の材料にして査定金額アップと狙うことができます。
バイクを買取に出す流れ
バイクを買取に出す流れについて説明していきます。まずはネットから買取査定の申し込みを行います。そして、買取査定日時を調整し、担当者にバイクを見に来てもらいます。そして、査定結果に納得したら、契約を進めていきます。その際、本人確認が必要となるため、免許証などの顔写真付きの身分証明書が必要となるためあらかじめ準備しておきましょう。そして、契約書を交わしたら、手続きが完了です。買取金額をその場で貰える場合もありますし、後日振込みという形で指定の口座に入金される場合もあります。
まとめ
HONDA XL250Rは1981年に発売されて、1983年に最終モデルが発表されました。短い年数ながらも、今でも多くのファンが根付いているのが特徴です。そのため、走行距離が短く、程度の良い個体については比較的高値で取引されています。特に、外装やエンジン回りの状態が良い個体については30万円ほどの買取査定がつくこともあるため、保管状態などに注意しておくことをおすすめします。