鍵なしバイクでも買取してもらえる?査定額への影響を確認しよう!

コラム | 2021-09-22

売却を考えているバイクに何らかの問題があるという方は多いです。中でも「バイクはあるけれど鍵の保管場所がわからなくなってしまった…」「実は鍵を失くしちゃって…」という方は、買取自体してもらえるのかという疑問を抱えているかもしれません。今回は鍵なしバイクについてその査定額から買取りの際の注意点まで解説をさせていただきます。

鍵なしバイクでも買取してもらえる?

鍵なしになってしまったバイクに対して、真っ先に思い浮かぶのは処分という方法かもしれません。しかし、結論から申し上げますと、鍵なしバイクでも買取りをしてもらうことは出来ます!ここではまず、その理由についてから確認をしておくことにしましょう。鍵はバイクを動かすためには必要不可欠なパーツですが、交換や複製をすることが出来るものでもあります。業者が新たに鍵を作ることでほとんどの問題は解決するため、買取可能なケースが多いのです。もう乗らないという判断をしたなら、是非買取りをしてもらうことを考えてみましょう。ただし、業者にとっても鍵を新しく作る手間がかかることは忘れてはいけません。その分、査定額には影響が出ることもあります。価格の変化に関しては事前に理解した上で、査定に出す必要があるでしょう。

バイクの鍵がない場合の査定額の変化

鍵なしであることはバイクの査定にどの程度影響してくるのでしょうか。次に、具体的な査定額の変化についてみていくことにします。大前提として知っておかなければならないのは、バイクの鍵には4つの種類があるということです。どの鍵がないかによって査定額への影響も変わってきますので注意をしてください。まずはマスターキーがない場合から考えていきましょう。マスターキーとは鍵を差し込むキーシリンダーに対して1つだけ存在する鍵のことです。こちらがない場合には複製の方法がとられ、排気量によりかかる金額も変わってきます。原付バイクであれば8,000円程度、大型バイクであれば15,000円程度かかるのが一般的といえるでしょう。この費用が査定額から引かれて提示されます。次に、スペアキーがない場合です。スペアキーはマスターキーによって作成が可能な鍵ですので、スペアキーだけがない場合には大きな影響はありません。鍵屋さんにマスターキーを持っていけばすぐ作成出来ますので、普段使いはこのスペアキーにしておいた方が安全ですね。キーシリンダーを守るためのシャッターキーのみがない場合も、査定額への影響はそれほど気にする必要はないでしょう。しかし、シャッターキーは基本的にはマスターキーと一体になっていることが多いので、失くしてしまった場合はマスターキーと同等の費用と思っておいた方が安心かもしれません。最後に、イモビライザー付きキーがない場合についてです。イモビライザー付きキーとは盗難防止のためのIC搭載の鍵のことです。こちらは失くしてしまうと複製が難しく、100,000円程度の費用をかけて鍵とキーシリンダーの両方を交換することになってしまいます。その分査定額も大幅に下がってしまいますので、イモビライザー付きキーを取り扱う場合には十分注意をし続ける必要があるでしょう。また、キーシリンダーが破損してしまっている場合も、鍵なしと同様、査定額に影響が出ます。キーシリンダーと鍵を交換することになりますので、当てはまる場合は買取額に関しても覚悟をした上で業者に持っていくようにしてください。

鍵なしバイクを買取してもらう際に注意するべき点

鍵なしのバイクでも買取りをしてもらえるケースは多いですが、当然注意点も存在します。最後に、気をつけなければならないポイントについても押さえておくようにしましょう。何よりも大切なのは、鍵を失くした際にそのバイクをどうするのかすぐに決断し、行動に移すことです。まだ乗るのであれば出来るだけ早く鍵を作り直してください。そして、もう乗らないのであれば出来るだけ早く査定に出すのです。鍵がないからといって放置してしまうと、そのバイクは不動車という扱いになります。不動車になると査定額も大幅に下がってしまうため注意を払ってください。また、鍵がなくても問題なく買取りを行ってくれる業者は多いですが、中には当然鍵なしバイクを取り扱わないところもありますので、査定に出す際には事前に確認をしておくようにしましょう。その上で複数の買取業者に見積もりをお願いし、選ぶようにすれば、納得のいくバイクの売却が叶えられますよ!

まとめ

バイクは鍵なしであっても買取業者にお願いをすれば売却することが可能です。「鍵がないから処分するしかないかと思っていた」という方もこの機会に是非買取りを検討してみましょう。ただし、紛失した鍵の種類によっては査定額が大幅に下がることもありますので覚悟は必要です。また、鍵なしだからといってバイクを放置してしまうと不動車となってしまいます。不要と判断した場合には出来るだけ早く査定に出すようにしましょう。